Security Eye
> 監視カメラお役立ちガイド

トラブル解決

防犯カメラのIPアドレスを調べる方法

ルーターの接続機器一覧、メーカーの設定ツール、Security Eyeの検索機能、カメラアプリなどを使って、IPカメラのローカルIPアドレスを確認する方法を紹介します。

編集部 · 更新 · 約8分

まず結論:いちばん確実なのは、ルーターの「接続機器」「DHCPクライアント」などの一覧でカメラを探す方法です。メーカーの設定ツール、Security Eyeのカメラ検索、カメラ用アプリから確認できる場合もあります。

カメラのIPアドレスとは?

IPカメラは、家庭や社内のLANにつながるネットワーク機器です。通常は192.168.1.4510.0.0.120のようなローカルIPアドレスが割り当てられ、監視ソフトやブラウザー、NVRはそのアドレスを使ってカメラへ接続します。

多くの家庭用ルーターではDHCPが自動でアドレスを割り当てるため、説明書に書かれた「初期IPアドレス」と現在のアドレスが同じとは限りません。まず、実際に今使われているIPを調べるのが近道です。

方法1:ルーターの接続機器一覧から探す

ルーターの管理画面には、「接続機器」「接続デバイス」「DHCPクライアント」「ネットワークマップ」などの名前で、LANにつながっている機器が表示されます。カメラの電源を入れ、メーカー名、ホスト名、MACアドレスを手掛かりに探します。

  1. ルーターの管理画面にログインします。
  2. 接続機器またはDHCPクライアントの一覧を開きます。
  3. カメラ本体や箱に記載されたMACアドレスと照合します。
  4. カメラに割り当てられているIPv4アドレスを控えます。
  5. 必要ならDHCP予約を設定し、今後も同じIPが割り当てられるようにします。

一覧にメーカー名が出ない場合は、カメラの電源を一度切り、一覧から消えた機器を確認すると特定しやすくなります。

方法2:カメラメーカーの設定・検出ツールを使う

メーカーによっては、同じLAN上のカメラを検索するためのWindows/macOS用ツールを提供しています。カメラが初期状態の別サブネットにいる場合や、ルーターの一覧だけでは見分けにくい場合に便利です。

ツールは必ずメーカーの公式サポートページから入手してください。製品によっては、検出したカメラのIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイなどをその場で変更できます。初回設定で管理者パスワードの作成を求められたら、使い回していない強いパスワードを設定しましょう。

方法3:Security Eyeのカメラ検索を使う

Security EyeのAdd Cameraでは、UPnP/ONVIFなどを使ってローカルネットワーク上の対応カメラを検索できます。見つかったカメラは、一覧でIPアドレスを確認し、そのまま接続テストへ進めます。

Security Eyeでネットワークカメラを検索して選択する画面
自動検索で見つかれば、IPアドレスの確認からカメラ追加まで続けて行えます。

ただし、検索結果に出てこないからといって、カメラが故障しているとは限りません。ONVIFが無効になっている、別VLANにいる、ファイアウォールで検出通信が遮断されている、メーカー独自方式を使っている、といった理由でも自動検索は失敗します。

方法4:カメラのアプリやWeb管理画面で確認する

すでにメーカーのスマートフォンアプリへカメラを登録しているなら、「デバイス情報」「ネットワーク設定」などの画面にローカルIPアドレスが表示されることがあります。Web管理画面へログインできる機種では、Network、TCP/IP、LANなどの設定画面を確認します。

アプリに表示される「デバイスID」「UID」「シリアル番号」はIPアドレスではありません。PCの監視ソフトへ追加するときに必要なのは、LAN内からアクセスできるローカルIPアドレスと、必要に応じてRTSPなどの映像ストリーム情報です。

方法5:Windowsのネットワーク情報から探す

コマンド操作に慣れている方なら、arp -aでPCが最近通信した機器のIPアドレスとMACアドレスを確認できます。ただしARPテーブルはネットワーク全体を完全に検索する機能ではなく、通信履歴やサブネットに左右されます。一般的にはルーターの一覧やメーカーの設定ツールの方が分かりやすく確実です。

ネットワークを調べるときは、自分が管理しているLANの範囲だけで行ってください。

どのIPアドレスがカメラなのか見分けるには?

最も確実な手掛かりはMACアドレスです。カメラ本体や箱のラベルに記載されたMACアドレスと、ルーターの一覧を照合します。メーカー名、ホスト名、接続しているスイッチポートが分かれば、それも判断材料になります。

候補が複数ある場合は、カメラを1台ずつ電源OFFにして一覧から消える機器を確認すると簡単です。複数台を常設するなら、「玄関:192.168.1.51」のように設置場所とIP/MACアドレスを記録しておくと、交換やトラブル対応が格段に楽になります。

昨日まで映っていたカメラのIPが変わることはある?

あります。DHCPでIPアドレスを自動取得していると、ルーターの再起動、カメラを長期間OFFにした後、DHCPリースの更新などをきっかけに別のIPが割り当てられることがあります。監視ソフトが古いIPへ接続し続けると、「昨日までは映っていたのに急にオフラインになった」という状態になります。

安定運用には、ルーター側のDHCP予約を使う方法が便利です。カメラのMACアドレスに特定のIPをひも付ければ、アドレスを固定しながらネットワーク設定をルーター側で管理できます。カメラ本体に固定IPを設定する場合は、ほかの機器と重複しないアドレスを選んでください。

カメラとPCが別のサブネットにいる場合

たとえばPCが192.168.0.x、カメラが初期状態で192.168.1.xになっていると、通常の家庭用LANではそのままアクセスできないことがあります。この場合は、メーカーの検出ツールでカメラ側のIPを変更するか、初期設定の間だけPCをカメラと同じサブネットに設定します。

企業ネットワークでVLANやルーティングが使われている場合は、自己判断でIPを変更せず、ネットワーク管理者に確認してください。監視カメラ用VLANを分けている環境では、録画PCから必要な通信だけを許可する構成も一般的です。

IPアドレスが分かったら次にすること

  1. ブラウザーまたはメーカーの設定ツールからカメラへログインできるか確認します。
  2. 初期パスワードのままなら変更します。
  3. 日時、タイムゾーン、ファームウェアを確認します。
  4. メイン/サブストリーム、ONVIF、RTSPなど、監視ソフトで使う機能を確認します。
  5. Security Eyeなどの監視ソフトで接続テストを行います。
  6. IPアドレス、MACアドレス、設置場所、管理方法を記録しておきます。

IPアドレスが正しくても映像が出ない場合は、ユーザー名・パスワード、ストリームURL、コーデック、ポート番号、カメラ側のユーザー権限も確認してください。

お使いのカメラでSecurity Eyeを試してみる

Security Eyeは、IPカメラやWebカメラの監視・録画、動体検知、スケジュール、通知、Webブラウザーからの遠隔表示に対応したWindows用監視ソフトです。