トラブル解決
防犯カメラのIPアドレスを調べる方法
ルーターやメーカーの設定ツールなど、カメラのIPアドレスを確認する5つの方法を紹介します。
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IPカメラとWindows PCを同じネットワークにつなぎ、IPアドレスを確認して映像を表示するまでの手順を、有線LAN、PoE、Wi-Fi、PC直結の4通りに分けて解説します。
まずカメラ本体のラベルや取扱説明書を見て、電源方式、有線LAN/Wi-Fiの対応状況、初期設定方法、管理画面へのログイン方法を確認します。LAN端子が付いていても、必ずPoE給電に対応しているとは限りません。PoEカメラを電源アダプターなしで使う場合は、対応するPoEスイッチまたはPoEインジェクターが必要です。
初回起動時に管理者パスワードの作成を求める機種も増えています。初期パスワードが設定されたままの製品は、常設する前に必ず変更しておきましょう。
家庭や小規模オフィスなら、まずこの構成から試すのがおすすめです。PCとカメラが同じLANにいるため、問題の切り分けがしやすく、設定も比較的簡単です。
カメラの台数が増えてルーターのLANポートが足りなくなったら、ネットワークスイッチを追加します。PoE対応カメラを複数台使う場合はPoEスイッチにすると、各カメラへLANケーブル1本で通信と電力を送れるため、配線を整理しやすくなります。
基本的なつなぎ方は「カメラ → スイッチ → ルーター/PC」です。PCから同じサブネット上のカメラへ通信できれば、PCそのものをPoEポートにつなぐ必要はありません。PoEスイッチを選ぶときは、各ポートの規格だけでなく、スイッチ全体で供給できる電力も確認してください。
Wi-Fiカメラも、PCと同じLANに接続されていれば監視ソフトから利用できます。機種によっては、最初の設定だけLANケーブルやメーカーアプリが必要です。対応している2.4GHz/5GHz帯へカメラを接続し、IPアドレスが割り当てられたら、PCからアクセスできるか確認します。
同じWi-Fi名(SSID)につないでいるのにPCから見えない場合は、ゲストWi-Fiや「端末間通信を禁止する」設定を疑ってください。ゲストネットワークではインターネットは使えても、同じネットワーク内のPCとカメラが互いに通信できないことがあります。詳しくはIPカメラがWi-Fiにつながらないときの対処法で説明しています。
ルーターを使わず、カメラとPCをLANケーブルで直接つなぐこともできます。ただし、これは初期設定や動作テストには便利でも、日常運用ではルーター経由より設定が増えます。DHCPサーバーがないため、カメラとPCに同じサブネットのIPアドレスを手動設定しなければならない場合があります。
たとえばカメラの初期IPが192.168.1.100なら、PC側を一時的に192.168.1.10、サブネットマスクを255.255.255.0に設定すると通信できる場合があります。実際の値は必ずメーカーの資料を確認してください。設定が終わってPCを通常のLANに戻すときは、ネットワーク設定を自動取得に戻し忘れないようにします。
LANケーブルがつながっているだけでは、映像まで取得できるとは限りません。まずPCからカメラのIPアドレスへアクセスできるか確認します。Web管理画面がある機種なら、ブラウザーからログインできるか試すと切り分けが早くなります。
その後、監視ソフトでカメラのユーザー名・パスワード、ポート、RTSPなどの映像ストリーム情報を設定し、ライブ映像が表示されるか確認します。IPアドレスが分からない場合は、防犯カメラのIPアドレスを調べる方法をご覧ください。
Security EyeではAdd Cameraを開き、まずネットワーク内のカメラを自動検索できます。UPnP/ONVIFで対応機器が見つかったら一覧から選び、カメラのユーザー名とパスワードを入力してConnect & Testを実行します。

自動検索に出てこなくても、すぐに「非対応」と判断する必要はありません。メーカーがRTSP URLやJPEG/MJPEGストリームを公開していれば、手動で追加できる場合があります。詳しい操作はSecurity EyeにIPカメラを追加する方法で説明しています。
| 症状 | まず確認すること |
|---|---|
| カメラが検索結果に出ない | 電源、LANリンク、同じサブネットにいるか、ゲストネットワーク、ONVIF/UPnP設定 |
| 管理画面は開けるが映像が出ない | ストリームURL、RTSPポート、映像コーデック、ユーザー権限 |
| 認証エラーになる | ユーザー名・パスワード、アカウント権限、ロック状態 |
| ときどき切断される | Wi-Fi電波、PoE電力、LANケーブル、IPアドレスの変更、カメラの再起動 |
| 特定の1台だけ映らない | その機種固有のRTSP/ONVIF設定やコーデックの互換性 |
監視ソフトがIPアドレスを指定してカメラへ接続している場合、アドレスが変わると突然映らなくなることがあります。家庭や小規模オフィスでは、ルーターのDHCP予約を使い、カメラのMACアドレスに同じIPを割り当て続ける方法が管理しやすいでしょう。
カメラ本体に固定IPを設定する場合は、ルーターがDHCPで配布するアドレスと重複しないようにします。どちらの方法でも、IPアドレス、MACアドレス、設置場所、使用しているストリームをメモしておくと、ルーター交換やPC再セットアップのときに復旧が楽になります。
最後に、カメラとPCを一度再起動しても自動で映像が戻るか確認してください。再起動後だけ接続できない場合は、DHCP予約、監視ソフトの自動起動、ネットワークが利用可能になるタイミングなどを順番に確認します。
複数の映像プロファイルがあるカメラでは、最初から最高画質を選ばず、まずH.264など一般的な設定で接続を確立するのも有効です。安定してから解像度、フレームレート、H.265などを1項目ずつ変更すると、問題の原因を見つけやすくなります。
Security Eyeは、IPカメラやWebカメラの監視・録画、動体検知、スケジュール、通知、Webブラウザーからの遠隔表示に対応したWindows用監視ソフトです。